マーク・ジェイコブス&ルイ・ヴィトン ~モード界の革命児~ [DVD]価格: 4,410円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 言わずと知れたルイヴィトンのデザイナーを勤めるマークジェイコブスのデザイン行程、作業風景、プライベートが見られる貴重な映像。マークは意外にも愛されキャラに見えるのがとても面白かった。(編集の上手さなのか?)
どんなに時間が押していても平気でデザイン作業をぎりぎりまで続け、周りのスタッフがきりきり舞いして寝ずのスケジュールで製作する姿はとてもリアルでした。名前だけのデザイナーではなくて実際に自分で色々と考えデザインしている彼の姿とそれをどんなに困難でも形にする為に奮闘するスタッフの涙ぐましい努力は一見の価値ありです。ルイヴィトンのモノグラムの皮の端切れをはさみでじょきじょき切ったり |
グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか価格: 1,680円 レビュー評価:4.5 レビュー数:29 この本は通常のビジネス書の3?4冊分の中身があると思います。著述業の方であれば、テーマを絞り込んで分冊したほうが名前も売れるし部数が増えると考えるのではないでしょうか?でもそこが本書の良いところで、自分や本を売り込むことなく自分の熱意をこの一冊で伝えようと力強い言葉で書かれており、昨今の受け狙いの浅薄なベストセラーとは一線を画していると思います。断片的な日本人論ではなく、歴史、地政学的視点やご自身が実体験されたグローバルビジネスを通じて、底に流れている大きな力から説き起こすことにより日本を浮彫りにし、日本人に誇りを持たせてくれる品格のある良書だと思います。 |
ブランド帝国LVMHを創った男 ベルナール・アルノー、語る価格: 1,680円 レビュー評価:4.5 レビュー数:6 ブランドに関しては無知なので詳しく書けないが、ルイヴィトンやクリスチャンディオールを代表とするフランスのブランドを統括するトップのインタビュー集。
読むだけでベルナール・アルノー という人が聡明な人だと分かる。
それがヨーロッパ的な意地の悪さと加味して独自の文化観を醸し出す。
氏は中央集権的なトップダウン方式を排除、各ブランドに権限・責任を持たせて運営する方式を採用する。
アメリカ式経営方法が席巻するわが国に参考になる経営方式である。
本文中、高田賢三、小澤征爾、日本でのピアノ演奏、日本のマーケットなどが登場して興味深い。 |
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私的ブランド論―ルイ・ヴィトンと出会って (日経ビジネス人文庫)価格: 800円 レビュー評価:4.5 レビュー数:5 私は高級ブランドがあまり好きではなく、特にルイヴィトンが群を抜いている。
ヴィトンの店舗で行列をなしている日本人なんか
「カモがネギをしょって火のついたコンロに飛び込んでいる。」ようにしか見えない。
「長く使うなら高くてもいいものを」
モノがいいのはわかるけど高すぎでしょ。
日本人女性15歳から59歳の44%がルイヴィトンのバックを持っているという。
「なんで、こんなにバカが多いの?」
「その洗脳の過程は?」
そんな疑問を持ちながら手に入れたのが同書。
その多くの女性がル |
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ブランド帝国の素顔―LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン (日経ビジネス人文庫)価格: 680円 レビュー評価:4.0 レビュー数:8 ベルナール・アルノー率いるLVMHは、ディオール、ルイヴィトン、クリスチャンディオール、ケンゾー、セリーヌ、クリスチャンラクロア、ジバンシィら高級ブランドを抱える巨大コングロマリット。
ルイヴィトンの売り上げの4割は日本で、日本人のブランド志向は、ブランド品を貴族階級のものとしてあまり関心を寄せない欧米の庶民から見て異常に見えている。
90年代に有能なアメリカ、日本、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどのデザイナーを起用するとともに積極的にM&Aを展開し(M&Aの展開はライブドアvsフジテレビ、村上ファンドvs阪神電鉄を先取りしている感がある)、伝統的で優秀な手 |
私的ブランド論―ルイ・ヴィトンと出会って価格: 1,680円 レビュー評価: 3.5 レビュー数:11 ライターの仕事のため、数日前に日本のヴィトンがコーチのデパート出店を妨害した疑いで 公引委に訴えられたという日経の記事を読んで、 その原因や背景を調べるためにこの本を買ってみました。 本の内容は、ヴィトンが成功した理由ばかりでしたが、 著者は、ヴィトン日本進出からずっと社長をやっている人らしいです。 いくら優れた経営者でも、それだけ長いことやっていると組織が腐敗していくのは当然、と思えました。 ヴィトンほど成功している会社に、若い人材がいないのでしょうか。 今回の訴訟は、頂点に達したブランドの不気味な“崩壊の予兆”のように思えます。 この本の中で、 |
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Coyote No.20 特集 パリ オペラ・ガルニエ[夢の回廊をわたる]価格: 900円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 3月に行われた市川団十郎、海老蔵のパリ・オペラ座公演についての海老蔵へのロング・インタビューから特集は始まる。花道のないオペラ座の舞台で勧進帳の飛び六方をどう演じるか、富樫役の解釈について、実に密度の濃いインタビューで読み応えたっぷり。海老蔵へのインタビューというと色恋沙汰のどうでもいいことしか聞かない、あるいは聞けない「芸能」レポーターに爪の垢でも飲ませたいほど。
これに続いて、この舞台を見たオペラ座ダンス部長ルフェーゲル氏のインタビュー。洋の東西を超えた様式美ということ、伝統を継承するということについて。そしてオペラ座の舞台に立つ日本人バレリーナ首藤氏オペラ座図書館長ヴィダル |